家を建てようとしたとき、ハウスメーカーから生命保険や火災保険を進められることがあります。
つい言われるがまま、契約してしまいそうになりますよね。
しかしその保険、本当にあなたに合っていますか?
生命保険や火災保険は、家族の構成やこれからのライフプランによって、ベストな商品はまったく違います。
保険をなぜプロに相談するのがいいか、くわしく見てみましょう。
生命保険は掛け捨てがベストとは限らない
生命保険でポイントになるのが、保証の手厚さや掛け捨て型・貯蓄型の選択。
一部の営業マンやネットの情報だけを信じると、自分の家庭に合わない商品を契約してしまうこともあります。
生命保険を選ぶときはどのリスクに対して手厚いかを確認すること
生命保険を選ぶときは、どのようなリスクに対しての保証が手厚いかをよく確認しましょう。
家庭の状況などによって、保障の手厚さは変える必要があります。
たとえば1番働いていて、家庭の生活を支えているのがご主人の場合。
死亡リスクを手厚くしないと、残された家族の生活があっというまに成り立たなくなってしまいます。
病気やけがをしたときも
- 治療費だけの保証なのか
- 働かなくなった分も助けてくれるのか
など保障の範囲の違いもあります。
ベストな保険は、人によって違うのです。
掛け捨てをすすめる営業マンが多いのはすすめやすいから
ネットの情報や保険の営業マンのすすめる保険商品は、掛け捨てが多いです。
なぜなら掛け捨ての場合、保険料が安いわりに保証が手厚いので、営業マンも進めやすいから。
営業マンにとっては契約をしてくれた方が自分の成績になるので、保障の範囲やライフプランに沿った内容はあまり関係ありません。
お客様の都合は二の次ということは、よくあります。
もちろん営業マンのなかには
「本当にお客様には掛け捨てが合っている」
と判断してすすめている人もいます。
営業成績を伸ばしたくて掛け捨てを進めているのか、心からお客様のことを考えて進めているのか。
判断がつかないときは、その場で契約するのはやめておきましょう。
火災保険は値段できめてはいけない!保証内容をよく確認
火災保険も補償内容をよく見ないと、いざというときに困ります。
たとえば再調達費用で見てみましょう。
再調達費用とは
建物や家財が火事で燃えてしまったときに同じくらいの価値ものを再び取得するための費用のこと。
ふつうに考えると、買ったときに10万円かかった家具が燃えて、再度同じものを買うから10万円もらえると思いますよね?
ところが商品によっては、以下のような違いがあります。
- 新品のものを買える金額が下りてくるか
- 減価償却の値段しか下りてこないのか
減価償却とは
物は、経った年数によって価値が下がっていくという考え方です。
つまり、減価償却での支払いをする保険に入っていた場合
- 10万円の家具が燃えて使えなくなった
- でも購入してから5年経っている
- 8万5千円しかお金が下りない
- 同じものを買おうとすると10万円かかるので、安いものを買うハメになった
という事態になりかねません。
また火事で被害にあったとしても、保険金を払い渋る会社もあります。
ハウスメーカーのいうがままに保険に入るのはオススメできません。
保険を契約する前に調べたり相談をしないを損をすることがある
生命保険も火災保険も、専門の人ではないとわからないことも多い商品です。
しかしハウスメーカーは、基本的に提携している保険会社しか紹介しません。
そのため、合わない保険を契約してして、いざというときに困る人も多くいます。
ハウスメーカーがすすめている保険がすべてダメだとは言いませんが、契約する前に
- ほかの保険と見比べてみる
- ファイナンシャルプランナーなどお金のプロに相談する
など自分なりに確認するほうがいいでしょう。
保険は公平に見てくれるプロにお願いするのが1番いい
保険は、本当に困ったときに頼りになる、大切なものです。
しかし知識がない状態で
「保険の内容をちゃんと見ろ」
と言われても、むずかしいですよね。
オンラインサロン「やもの家」では、お金のプロであるファイナンシャルプランナーに保険のことを相談できます。
公平な目でアドバイスしてくれるので、保険で損をしたくない人は、ぜひ相談してみてくださいね!