建てた後に必ず来るのはメンテナンスです。
ノーメンテで過ごせる家は存在しません。
材料次第ではノーメンテでもある程度過ごせますが、必ず手入れは必要です。
その時必ず必要になるのがお金。
そう,メンテナンスのお金です。
建てた後からガンガンお金は出ていきます。
こちらのシートである程度はわかりますがそれでも予想外なことはあります。
長期優良住宅は維持保全の期間や方法を定めて、そのメンテナンスを期間内にやってこその長期優良住宅です。
それでは日常的なメンテナンスの項目をまとめます。
地震や台風の後にやるべきこと
- 基礎のひび割れ
- 基礎のサビ汁
- 構造体の異常
- 飛来物による屋根や外壁の傷 割れ
- 瓦が飛んでいないか?割れていないか?
- 目地が割れてないか?
これらは災害の後に必ず探してください。なかったらそれでいいです。
基礎のひび割れやサビ汁はそこからシロアリが侵入したりします。
月1回はやること
- バルコニーの排水のつまり掃除
- 外部サッシのレールのゴミ掃除(これをこまめにやる事で故障は防げる)
数カ月に1回はやること
- 雨樋の流れをチェック
- 排水管の清掃
- フローリングのワックス掛け
- タイル外壁の高圧洗浄
数年に1回はやること
- シロアリ駆除剤
- 建具の丁番のチェック 場合によってはシリコンスプレーなどを使用
- 雨樋に草が生えていないか?
以上最低でもこれらの項目をやることをおすすめします。
していない場合家の寿命は短くなります。 30年くらいでボロ屋敷です。
それでは次は壊れてくる箇所です。
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参考新築建てた後に家が変!?もしかして壊れた?連絡するべき?
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築5年~10年
シロアリの塗料がこのくらいで効果がなくなります。
シロアリの薬は定期的な薬剤塗布をすることで被害を防ぐことができます。
10年程度は住宅メーカーが保証してくれる場合が多いですが、それ以降はメンテナンスをしなければ保証してくれない場合も多いです。
そうなった時ご自分でシロアリの駆除や防蟻をしてくれる会社を探さなければなりません。
地元で信頼のおける会社がある場合はそちらに頼めばいいのですが、そうでない場合は?
いちいちさがすのが大変なので探しておきました。
築10年~15年
この頃になると外壁の塗装が寿命になり、外部の手直しが必要になってきます。
外壁や屋根に使われる塗料は紫外線から保護する役割があります。
外壁を触ってみてください。
白い粉がつくようにな状態(白華現象)だと保護が全くきいていません。
築15年~20年
この頃になると給湯器やトイレ エアコンなどが壊れだしてきます。
最近のキッチンや浴室設備は「家電か?!」と思うような機能が豊富なのでそういったものも壊れだすかもしれません。
排水管などは日ごろからメンテナンスをしていると詰まったりしていないかと思いますが
メンテナンスをしていないと詰まりが発生して水漏れなどが起こり 水回りの床が腐りだす頃です。
エアコンはシーズン前に清掃を忘れないようにしましょう。
築20年~30年
この頃にはフローリングの太陽にあたる部分はバキバキになっています。
物によってはキッチンの食洗器なども壊れているでしょう。
このタイミングでかかってくるメンテナンスや修繕費は基本的に高額になります。
しっかりお金を用意しておく必要があります。
リフォームで不安ならぜひやもの家サロンにご参加ください。
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