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家づくりの事 間取りのこと

一級建築士が教える道路の時間帯別チェック項目9選

 

マイホームを建てよう!

そう思ったあなたはどんな行動をしますか?

ビルダーを探しつつ土地も探す人が多数かと思います。

この記事はそんな土地を選ぶ上での注意点を道路面から建築士がプラン作成に関わる事と自分でできる道路をチェックをするとわかる事が9つある事を教えます。

治安がよく、安全に走行できる土地を選んでくださいね。

 

こんな方におすすめ

  • せっかく選んだ土地に建物が建たないという事を防ぎたい
  • いざ 設計に入ったときに不自由のないプランを作りたい
  • 道路を走行するだけでわかる事を知りたい
  • 治安のいい土地を選びたい
  • 通勤に車を使用する

建築士はまず道路を見る

まず、一番に土地に接している道路をチェックします。

なぜなら建築基準法という建物を建てるときに関わる大事な法律で

道路の幅が4M以上の公道(又は市町村の指定や認可を受けた道路)に2M以上敷地が接していなければ建築許可がでないからです。

やも
まずは基本的な知識から!

次に道路の幅が4M前後で起こりえる問題点です。

これはプランにも関係するのですが、車庫入れをする時に転回がしにくくなる可能性が高いです。

 

道路と敷地の位置関係も検討をする

道路幅が狭い 見通しもあまりよくない交差道路が近くにある土地が欲しい。

悩む人
交差点から離れているのに何が問題なの?

あなたが運転が得意でも初心者や運転があまり得意でない人はどうでしょうか?

あなたが駐車場から車を出した時に上手によけてくれますか?

こういった土地は場合外構計画にも関わってきます。

旗竿地が欲しいときは?

旗竿地とは旗さおに似た形の土地。

この土地を買うときにチェックするのは「敷地の切り方」です。

切り方次第で車が入れなかったり入りづらかったりします。

購入を検討する前に信頼出来る建築業者や不動産業者に土地を見てもらうようにしましょう。

 

自分で土地を購入する前にできる事は?

安さや便利さに惹かれて購入を決める前に自分でできるチェック方法を教えます。

すごく簡単な事。

何度もテスト走行をするだけです。

やも
テスト走行をする上でも重要な点があるよ

ただ、何も考えず同じ時間に走行するのでは無く、必ずやってほしいのが時間を変えて走行するという事。

悩む人
どうして時間を変えるの?

以下の表で時間帯別に見える問題点をまとめました。

通勤通学時の走行のしやすさ
配達員が車を停めたときの走行のしやすさ
通勤通学時の走行のしやすさ 近隣の照明
路上駐車 治安 近隣の照明 暴走族などの騒音 音の響き

それでは順番に説明していきます。

朝の走行でわかる事

通勤に車を使用する人は特にやってほしい朝の走行。

最近はスクールゾーンが道路に書かれていますが、はみ出している子や歩いている人を追い越す自転車

バスなどの停留所や走行で通勤に時間がかかる事も。

見通しの悪い外構計画だと車の出し入れのしにくい家になるかもしれませんよ。

昼の走行でわかる事

この時間帯は不動産業者に土地の案内をされたり、昼間自分でも土地を見に行ったりするので一番よく走る時間帯かもしれません。

その時に見てほしいのが「配達員が車を置いたときに追い越せるか?」という点と「見通しが効くか?」という点です。

配達員の車があったら「邪魔だなぁ!!」と思うより「チェックできてラッキー」くらいの気持ちでチェックするといいですよ。

夕方の走行でわかる事

今度は夕方の通勤通学のチェックです。

この時間は朝と違い帰宅の時間がバラバラです。

時間帯によって人通りが多いか、少ないか?チェックしましょう。

バスも併せてチェックしましょう。

この時間のチェックで「どのくらいの人数が歩いている時まで安全に走行できる限界か?」というのがわかります。

やも
もちろん安全運転でね!!!

そしてこの時間帯から照明が点灯し始めます。

点灯すると「思っているよりまぶしい!」という事がわかります。

 

夜の走行でわかる事

この時間帯はとても大事です。

それは「路上駐車」の多いか少ないかがわかるからです。

路上駐車が多いという事は「車庫入れしにくい道幅だからみんな路上駐車をしているのか?」という疑問と

治安が悪いのでは?という疑問がでてきます。

治安が悪いと「暴走族が多い」かもしれません。

そして夕方とは違いもっと照明が目立つ時間帯です。特に近隣のお店の照明があまりにまぶしいと

部屋に居ててもまぶしいかもしれません。

リビングがまぶしいかもしれません。オープン外構にしたかったのに眩しさのせいで塀を建てなければいけないかもしれません。

勉強スペースがまぶしくて集中できないかもしれません。

プランにも関わってくる点です。

そして夜に走行するなら一緒に確認してほしいのが「音の響き」です。

近くに大通りがあると常に車の走行音やクラクション、病院の救急車やサイレンが聞こえるかもチェックしてください。

 

まとめ

道路の道幅や切り方、時間帯別にチェックする項目をまとめました。

大事なのは何度も走行して走りやすいか?車庫入れしやすいか?何度も何度もチェックする事です。

時間帯によっては全く違う顔を見せる土地になります。

この方法をとることで9つの項目をチェックできますので是非やってみてくださいね。

 

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